僕のバイクはCB1100
はじめに
前回の続きです。
私はバイクに乗り始めて5年になりました。現在は2台目ですが、東京へ越してから半年後に購入したホンダのCB1100に乗っています。
購入のきっかけ
在学中に大型免許まで取ったので、いつかは大型バイクも乗ってみたいなと思っていました。その頃、スーパースポーツに興味がなく、アメリカンも違うしなと思っていた頃、2007年の東京モーターショーでコンセプトモデルとして展示されていたというCB1100に惹かれ、市販されるならこれが良いなと思いました。そして、2009年の東京モーターショーにて市販予定車として公開され、仕事を始める直前の2010年3月に販売開始となりました。ただ、このときは3年くらいは働いてお金を貯めてから買おうと思っていました。
東京へは元々乗っていたCB400SSと共に越してきました。地元で下道しか使わなかったので、東京へ来てからも下道を使おうとしましたが、信号が多く、交通量も多いため、目的地に行くまでに非常に時間がかかりました。かといって、高速道路を使うと400cc単気筒の辛さがありました。100Kmくらい走らないとツーリングスポットまで出られない関東の恐ろしさを知りました。
より楽しむためには大型バイクが必要だと思い、思い切ってローンを組んで買うことにしました。
手前がCB400SS、奥がCB1100です。
余談ですが、仕事を始めたばかりで100万ほどのローンは辛かったので、一時は貯金が無くなるというようなこともありました。やはり、計画的に貯めてから買うのが大切だと思います。
買ってよかったところ
デザイン
トラディッショナルなど表現されますが、バイクらしいバイクだと思います。25歳で購入したのですが、若い人で乗っている人はあまり見かけません。よく、40~60代の方とお話すると、昔のバイク(名車?)に似ていることから懐かしさなどを感じられるようです。私はその当時を生きていないため懐かしいという気持ちはありませんし、現在このようなバイクがあまり無いことから新鮮さのようなものを感じるので、この違いが不思議です。
エンジンの冷却フィンがシルバーならもっと良かったのですが、残念ながら黒塗りでした。また、スポークホイールでも良かったなと思います。
必要十分なパワー
高速の移動が楽になりました。十分なパワーと言っても、世の中の最先端からすれば非力です。私はパワーを求めるタイプではないので、十分すぎると思いました。CB400SSから比べると全然違います。非力と言っても4秒くらいで時速100Kmに達すると思います。
低速から高速まで一様に力が出るので走りやすく、下道を時速60Kmで流していると、エンジンの鼓動が心地よいです。このとき5速で回転数は2000rpmくらいです。
曲がるときは意識した通りに素直に曲がるという感じです。私は峠を攻めませんが、攻めるバイクではないと思います。
意外とよい燃費
ガソリン1Lで約20Kmくらい走ります。大型バイクにしては良いのではないでしょうか?タンクが14Lしかなく、よく少ないといわれていますが、もともと乗っていたCB400SSが200Km走るとリザーブになっていたので、私はそれほど不満に感じませんでした。
その他
足つきは良すぎます。身長175cmですが、両膝が軽く曲がります。跨ってみると、跨っているというより座っているような姿勢になるので、もう少しホールド感があった方が良いなと思いました。
今一歩というところ
重量
こればかりは何ともならないものかもしれませんが、やはり少し重いです。出かけるのが少し億劫になることがあります。最近、車種が豊富になった250ccとかに少し気持ちが惹かれています。
回転数
高速で100Km出すと、回転数が3400rpmと少し高くなってしまい、心地よい振動という感じではありません。CB400SSから比べると雲泥の差なので、今一歩というか、普通このくらいのものかもしれませんが、高速巡航用のギアがあればと思っていました。しかし、これは下記に書くように改善が図られました。
モデルチェンジが行われた
今年、モデルチェンジが行われました。今まで言われていた不満点が繁栄されており、成熟したと思います。私は特に、ギアが6速になったというところだけでも買いなおしたいくらいです。EXは昔を知る人にはより懐かしい形となっていると思います。
CB400SSの兄弟のようだ
私が思った感想なので、全然違うよって思う人もいると思いますが、CB1100は4筒となり排気量の大きくなったCB400SSのようで、とても気に入っています。