僕のバイクを紹介します

はじめに

バイクに乗り始めて５年になりました。まだ２台のバイクにしか乗ったことがありませんが、これからそれぞれを紹介していきたいと思います。今回は、最初に乗ったホンダのCB400SSについて。

教習中にバイクを買った

バイクには全く興味がありませんでしたが、教習に通い始めてからバイクに乗ることが楽しくなって、すぐに欲しくなってしまいました。バイクについてよく知らなかったので、とりあえず近所のディーラーへ中古車を見に行きました。そこにあったCB400SSというバイクに一目惚れをしてしまい、免許を取得したらすぐに乗り始められるように購入しました。

どこに惚れたのか

私はこういったクラシックな見た目のバイクが好きみたいです。エンジンの存在感、フィンの美しさ、そして全体的に必要なものしか無いような、軽量な感じに惹かれました。また、赤系の色が好きというのもあります。CB400SSのスペシャルエディションだったので、カラーがワインレッドでした。

このときはバイクについて何の知識もなかったので、正直、見た目くらいしか判断基準がありませんでした。

 （写真左のバイクが私が乗っていたCB400SSです。右のバイクはシャドウ400です。友人と海までツーリングに行き、バイクを並べて写真を撮りました。）

バイクの知識がない状態で乗ってみて

最初は、エンジンのフィーリングが教習車と別物だったので苦しみました。車はどれもブーンという感じだと思います。教習車のCB400SFもブーンという感じでした。ですが、買ったCB400SSはトットッという感じで切れ目があります。知識がなかったので、意味が分からず、運転当初はエンストしたり、低速でカクカクしたりしていました。

慣れてくると、逆にエンジンのトコトコとした感じが心地よく感じるようになりました。エンジンが生きている・動いているって感じがします。50～60kmで走っている時が一番心地よく感じます。速度が上がってくると振動が激しくなるので、高速走行には向かないと思います。

私は速さを求めていたわけでもないので、下道を流す分にはパワーも十分でした。扱いも素直だと思います。

ハンドル位置は高く、シートは低いので、跨っているといよりも座っているというよなポジションになります。私はシートに座った状態で、軽く膝が曲がるくらいに両足が地面に着くきました。立ちごけしそうな時も、車体が軽いため多少の無理がききました。

その後似たようなバイクを知る

全くバイクについて知らないまま、最初のバイクを選んでしまったのですが、そのあと、そっくりなバイクがあることを知りました。ヤマハのSR400です。CB400SSは2008年を最後に販売を終了しましたが、SR400はFIとなり現在も販売しています。

CB400SSはSR400と同じようなコンセプトで開発されたバイクのようですが、CB400SSには下記の特徴がありました。

セルスターターがある

私のような知識のない人はセルスターターがあった方が良いかもしれません。ボタン一つで始動できるのは楽です。特に冬場などでエンジンがかかりにくい時は便利です。キックもあるので、かっこよく決めたい（？）時などにはキックで始動することもできます。

エンジンにバランサーが入っている

SR400に乗ったことが無いので違いが判りませんが、振動が抑えられているそうです。単気筒なのでこの辺は好みがあるかもしれません。

カスタムパーツが少ない

CB400SSはマイナーなイメージです。カスタムパーツがかなり少ないと思います。SR400の方が圧倒的に売れていて、様々なカスタムパーツが販売されています。

SR400に間違われる

似ているので間違われることがあります。

そして出会いがあれば別れもある

CB400SSとは、九州を中心にツーリングを楽しみ、共に走った距離は10000Km強、1年と3か月の付き合いでした。東京へ越してきてから、高速道路を使わざる得ない状況となり、単気筒の400ccでは辛さを感じました。また、その年に乗りたいと思うバイクが販売され、そのバイクに乗りたかったというのもあって、お別れを決めました。

近所の駐輪場にCB400SSが止めてあり、懐かしい気持ちになりました。あの単気筒のフィーリングを思い出すと、また乗ってみたいと思うことがあります。残念ながら販売を終了してしまったため、再度買うとなるとSR400などになってしまうかもしれません。

下道をゆったりと景色を楽しみながら走るのに、とても良いバイクだったと思います。