千里の道も1stepから

日常や思ったことなどを書いていければと

東京への就職と友人の言葉がきっかけでバイクに乗っている

私はバイク乗りである

私は趣味としてバイクに乗っている。免許を取ったのは大学を卒業するくらいの頃だ。それまでは、バイクに全く興味がなく、バイクが走っていても視界に入らない(気づかない)くらいであった。

 

そんな私がなぜ免許を取ったのか

大学で知り合った友人が「バイクに乗ったことがないやつは、人生のひとつの楽しみを知らない」というようなことを言っていた。だが、これだけでは、バイクの免許を取って乗るというところまではいかなかった。もともと、大学の行き来に車を使っており、運転して色々な所へ行くのは好きだった。

私はITの仕事がしたいと思っていた。ITの仕事は東京に集中していることもあり、就職活動では東京の企業ばかりを受けた。そのうちある企業に就職が決まり、東京での生活を考え始めたのだが、車を持っていくのが困難だということが分かった。駐車場代が高く、田舎なら一人暮らしのアパートが借りれるくらいの額だった。

東京へ行ったら、そこから色々な所へ行きたいと思っていた。このときは、田舎育ちで各家庭に車があったため、レンタカーという手段が認識できていなかったし、公共交通機関がこれほどに整備されているものだとリアルに認識できていなかったこともあり、何かしら自分で移動手段を持っておきたいと思った。

そのときに、友人が言っていた言葉を思い出た。バイクなら駐車場代もはるかに安く、車より維持費もかからない。時間もあるのでバイクの免許を取ってみようと思った。

そして普通自動二輪の教習に通った

バイクの免許について調べると、ATとMTの違い、排気量の違いで複数の免許があることが分かった。その時は大排気量なんて必要ないと思っていたし、MTの車を運転していたので、ATも無いなと思った。一般的に普通自動二輪の免許を取っておけばよさそうだったのでそうした。

教習場へ行き。CB400SFと初対面したときの印象は強く残っている。バイクどんなものか全く知らない状態だったので、その時はものすごく大きく感じた。こんな鉄の塊みたいなものを運転できるようになるのかと。

しかし、教習に通う内にだんだんと乗れるようになってくるものである。そして少しずつ自由に操れるようになるのが楽しかった。車よりも全身を使って乗るので楽しさが半端ない。そのうち、居ても立っても居られなくなり、ディーラーへ行って中古のバイクを買ってしまった。バイクって怖い。

免許取得とともに私のバイク生活が始まった

それから400ccの相棒とは地元から行ける色々な所へ行った。今は別のバイクに乗っているが、東京へも一緒に越してきた(この辺の話は別で書きたいと思っている)。大型免許は必要ないとも思っていたが、社会人になると教習所へも通いづらいと思ったので、後から取得した。

バイクを取得するひとつのきっかけになった友人の言葉は今なら共感できる。バイクに乗って様々な景色に触れることが、私のひとつの楽しみとなっている。