千里の道も1stepから

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職業病なのかもしれないが飛蚊症になった

ことの始まり

半年くらい前のこと、視界の中にゴミ屑のような黒い影が見えるようになった。非常に忙しく、徹夜や不規則な出勤をしていた時期だったので、一時的なものかと思っていた。しかし、そのままの状態が一か月ほど続いたので、眼科に通うことにした。正直、何の病気か分からなかったので怖いというのもあった。

飛蚊症とは

眼科へ通うのは久しぶりだった。まずは、よくある視力検査などを行った。

ゴミのようなものが見えるのは飛蚊症という病気らしく、網膜剥離など重大な病気と関連があるものと、生理的なものとあるらしい。後者は、加齢、ストレスや食生活などが原因で発症するらしい。私はまだ30歳前なので、加齢が原因であるとは信じたくない。眼球の中はゼリーのような物質で満たされており、そこに繊維のゴミのようのなできるらしいのだが、普段は酵素の力によって分解されているとのこと。そのバランスが崩れて、ゴミのようなものが分解されず残り、影になることで見えるらしい。また、脳の補正能力によって見えたり、見えなかったりするもののようだ。

 

他の病気に関連するものか、生理的なものかを判断するために、眼底検査をしましょうということになった。瞳孔を広げるための点眼を行い、効果が出るまで15分ほど待った。その後、ライトを当てながら眼球の中をのぞくように診察が行われた。瞳孔を広げる点眼薬があるというのは驚いたが、診察の方法が人の目で確認するというものだったので、意外と原始的だなと思った。結果、生理的飛蚊症だということが分かった。網膜に弱い箇所があるので、年に1度は眼底検査を受けた方が良いということを言われたが、網膜の弱い箇所とかって分かるものなのかなと思った。

治療可能なものなのか

先生に治療は可能か聞いてみたが、基本的に治療は無理なものらしかった。一番は気にしないことだ、と言われたが結構気になるものである。職業柄、PC画面やスマホ画面を見ている時間が長いことが原因のように思うので、今の仕事を変えない限り、治ることはないのかもしれない。

結構気になるものである

気のせいかもしれないが、視界の黒い点が少し増えてきているようにも思う。見えない時と見える時があり、見えてしまうとしばらく気になって目で追ってしまう。眼球の動きと同じようにゴミ屑も動くので、追っても追っても追いつかないのだ。サーバのターミナル画面などは背景が黒いので気にならないが、Wordソフトなどで文章を書いていたり、淡い画面を見ていると気になることが多い。大した病気ではないが、これから長いこと付き合っていかないといけない病気のひとつとなってしまった。